日経エレクトロニクスI編集長の活躍で、「iPhone 6s」を入手した日経テクノロジーオンライン分解班。はやる気持ちを抑えきれず、さっそく作業に取り掛かる。約1年ぶりに、東京・秋葉原で購入したiPhone分解ツールセットを取り出す。「Apple Watch」ではこのツールを使えず、分解にてこずった。iPhone 6sでは果たしてどうだろうか…。
結論から言えば、このツールであっさり開いた。本体下側側面にあるネジをドライバーで外して、ディスプレーモジュールを引っ張る。これだけだ。内部を見ると、相変わらず整然と部材が並んでいる。
パッと見ただけでは、「iPhone 6」との違いは分からない。あえて言えば、「Taptic Engine」と呼ぶ振動デバイスが存在することだろうか。2次電池の下に配置されていた。Apple Watchに搭載されていたもの比べて、横長である。
では、メーン基板を取り出してみますか。