かつてブラウン管の時代は、テレビのデザインの可能性は無限に広がっていた。しかし、今や韓国LG Electronics社の有機ELテレビは「壁紙」と自称するほど薄くなった。シャープは今回の「IFA」で、フレーム厚みがわずか3mmの「フレームレステレビ」を提案した。パナソニックは、透明有機ELパネルに、カットした透明アクリルを組み合わせたクリスタルディスプレーをブース正面に展示した。この先、テレビの形はどうなるのか。単なる薄くて、透明な板になるのか。使い方はどう変わるのか。こうした流れに対応(対抗?)する動きが、IFAで出てきた。
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