では、実際に我々がどういう風に参加車両を作っていったか説明して行きましょう。
KV-BIKEのレギュレーション(大会規則書)では、車両は20インチ以上の市販車をベースに製作し、車重が15kg以上を満たす必要があります。ホイールサイズやキャスター角度の変更、空力部品の取り付けはできません。フレームの軽量化もできませんが補強は許可されています(外部リンク:KV-BIKEの車両レギュレーション(PDF))。
1万5000円で買ったMTBのフレームで製作
まずはベース車両の選定です。考えていたのは次の4点です。
- ライダーが小柄なのでコンパクトにする
- ディスクブレーキが付けられる(雨対策)
- 転がり抵抗の低いタイヤが選べる
- 値段がそこそこ安い
いろいろ考えた結果、ベースは26インチのマウンテンバイクにしました。フレームはヤフーオークションで1万5000円ぐらいで購入(ほぼ新品)、ホイールや部品はメンバーの私物の在庫からほとんどをそろえました(写真)。