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Appleのトピックで学ぶ知財制度のイロハ

特許権を回避、Appleの意表を突いた非純正オプション品

  • 富澤 正=コスモス特許事務所
  • 2017/07/13 05:00
  • 1/3ページ

 米Apple社にまつわるトピックから知的財産権の仕組みを解説する本連載も、最終回となりました。今回は、米Apple社の知財戦略の意表を突いた日本企業や個人発明家のエピソードにスポットライトを当てていきます。

Apple純正の充電ケーブル(Lightningケーブル)

 iPhoneにはご存知の通り、ケース、イヤホン、充電ケーブルなどなど、メーカー純正のオプション品が数多くラインナップされています。そんな純正品ですが「ちょっと高いな」と思ったことはありませんか。おそらく、Apple社がコストをかけて高品質なものを提供していることを反映した価格設定なのでしょう。

 とはいえ、顧客の多くは価格が安い非純正のオプション品に流れます。そんな中、高めの価格設定を維持する手段の1つに知的財産権の活用があります。

 例えば商標権。Apple社のロゴ(商標)が入っているだけで、純正品には安心感があります。持っているだけでブランドファッションを身に着けているように感じる人もいるかもしれません。次に特許権。オプション品の必須技術を特許権で押さえていれば、他社は同等のオプション品を製造できなくなります。同じように、本体との接続部分の物理的な形状について意匠権を取得しておけば、他社はオプション品を作れなくなります。

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