「製薬業界×デジタルヘルス」の動きが2016年に入って急加速している。本解説では、関連する動きをお伝えしていく。
*2016年1~5月の記事は以下の「関連記事一覧」を参照
*2016年6月以降の記事は以下の「記事一覧」を参照
「製薬業界×デジタルヘルス」の動きが2016年に入って急加速している。本解説では、関連する動きをお伝えしていく。
*2016年1~5月の記事は以下の「関連記事一覧」を参照
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メトロネット、ナノティス、ファミワン――大賞は…
バイエル薬品が展開する「Grants4Apps Tokyo」。ベンチャー企業や医師、アプリ開発者などを巻き込んだ、デジタルヘルス領域でのオープンイノベーションプログラムだ。バイエル薬品が毎回課題を設け、それに対しデジタルヘルスによる優れた課題解決策を提示した企業やチームを表彰する。
製薬最大手が語る“デジタルヘルスへの旅”
加速する「製薬業界×デジタルヘルス」の動きが、いよいよ業界最大手、スイスNovartis社を突き動かそうとしている。この分野で同社が手を組むのは、まさにトップ製薬企業に似つかわしいパートナー。IT業界を代表する、米Microsoft社や米Google社だ。製薬業界とIT業界の巨人のコラボレーション…
エーザイは2016年9月28日、てんかん患者支援アプリ「EMILY(エミリー)」の提供を開始した。服薬や発作の記録機能、緊急時のSOS機能、コミュニケーション機能などを搭載。App StoreおよびGoogle Playから無料でダウンロードできる。
大塚製薬とNECは2016年9月7日、脳梗塞再発抑制薬(抗血小板剤)の服薬をアシストする「服薬支援容器」を共同開発すると発表した。
“製薬業界×デジタルヘルス”の動きが加速する中、いよいよ「デジタルヘルス」の名を冠した製薬企業発の新会社が船出した。大塚製薬と日本IBMが2016年6月に立ち上げた大塚デジタルヘルスだ。医薬品の製造・販売とは異なる「新しいアプローチで医療に貢献する」(代表取締役社長の清水泰喜氏)ことを狙う。報道機…
GlaxoSmithKlineの取り組みに学ぶ
「“売り上げ”と“処方”は似て非なるもの。処方データを活用することで、マーケティングにおけるポイントの置き方が変わってきた」――。
ディー・エヌ・エー(DeNA)と武田薬品工業、第一三共が2016年7月24日に共同開催したデジタルヘルス分野のミートアップイベント「D2T Meetup -Digital Health-」では、武田薬品工業 取締役 ジャパンファーマビジネスユニット プレジデントの岩崎真人氏が挨拶に立った。
2016年6月24日、東京工業大学 環境・社会理工学院 イノベーション科学系 ヘルスケアICT研究会は、デジタルヘルス・シンポジウムを開催した。“医薬×ICTのフロンティア スマート創薬のイノベーション・技術展望”と銘打った同シンポジウムでは、製薬業界やアカデミアで活躍する有識者がパネルディスカッシ…
バイエル薬品が2016年3月に立ち上げた、デジタルヘルス技術を支援するオープンイノベーションプログラム「Grants4Apps Tokyo」。第1回のお題「服薬アドヒアランスを改善する革新的な解決方法」に対して集まった応募の最終選考会が2016年6月27日、東京都内で開催された。3チームがプレゼン…
大手製薬3社が「デジタルヘルス・シンポジウム」で競演
「デジタルヘルス・シンポジウム」と銘打ったイベントを、東京工業大学が2016年6月24日、同大学 大岡山キャンパスで開催した。「医薬×ICTのフロンティア」をテーマに、医療・医薬とICTの融合領域に携わる研究者や臨床医が講演。日米欧の製薬大手3社、ファイザーとバイエル薬品、武田薬品工業も登壇し、加…
武田薬品の廣居氏が語る
次世代医療データ時代を見据えた製薬企業の新たな挑戦――。武田薬品工業 メディカルアフェアーズ部 主席部員の廣居伸蔵氏は、「医療データベースの現状とその将来性」をテーマとした勉強会(2016年5月19日、メディカル・データ・ビジョンが開催)においてこのような演題で登壇。製薬業界におけるビックデータの…
支援先に選定されたベンチャー3社も登壇
「我々はヘルスケアイノベーションを起こそうという志は強いが、これまでは目覚ましい成果をあげられなかった。今こそ、日本のヘルスケア業界に大きなインパクトを与えられると信じている」(MSD 執行役員 経営戦略部門統括の中島理恵氏)――。
治験の“陰”を照らし出す
製薬業界に絡み、「リアルワールド(real world)」という言葉を耳にする機会が増えている。リアルワールドエビデンス(real world evidence)やリアルワールドデータ(real world data)など、呼び名は違えど意味するところはほぼ同じだ。
バイエル薬品の菊池氏に聞く
「服薬アドヒアランスを改善する、革新的な解決方法を募集します」――。バイエル薬品は2016年3月、オープンイノベーションプログラム「Grants4Apps Japan」のキックオフイベントを開催し、その場でこんな“お題”を出した