バイエル薬品が展開する「Grants4Apps Tokyo」。ベンチャー企業や医師、アプリ開発者などを巻き込んだ、デジタルヘルス領域でのオープンイノベーションプログラムだ。バイエル薬品が毎回課題を設け、それに対しデジタルヘルスによる優れた課題解決策を提示した企業やチームを表彰する(関連記事)

 第1回は「服薬アドヒアランスを改善する革新的な解決方法」をテーマとして開催。慶応義塾大学 医学部 循環器内科の木村雄弘氏らによる「飲み忘れゼロ!プロジェクト」が最優秀賞(大賞)を獲得した(関連記事)。これに引き続き、第2回は「ベターライフのための革新的なモニタリングソリューション」をテーマに実施。2016年12月2日に、第2回表彰式が東京・京橋のイベント会場で行われた。

 数多くの応募の中から最終選考に残ったベンチャー3社(メトロネット、ナノティス、ファミワン)がプレゼンテーションを行い、大賞を競った。果たして大賞に選ばれたのは…。3社のプレゼンテーションと表彰式の様子を見ていこう。