大賞は…、そして次回テーマは…

 3社のプレゼン後、バイエル薬品の関係者が審査を担当し、「大賞」「グッドテクノロジー賞」「ヘルシーライフ賞」を発表した。

表彰後の記念撮影。左端はプレゼンターを務めたバイエル薬品の高橋氏
表彰後の記念撮影。左端はプレゼンターを務めたバイエル薬品の高橋氏
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 大賞に輝いたのはナノティス。プレゼンターを務めたバイエル薬品 オープンイノベーションセンター センター長の高橋俊一氏は、「検査の簡便性と、きちんと技術に裏打ちされたチップ性能の高さ。今後の展開やプレシジョンメディスン(精密医療)の可能性には、製薬企業としても興味がある」と高く評価した。そのほか、グッドテクノロジー賞はファミワン、ヘルシーライフ賞はメトロネットが受賞した。

 Grants4Apps Tokyoは2017年も2回の開催を予定。次回のテーマが「データサイエンスチャレンジ」であることが発表された。デジタルヘルス分野におけるデータ分析の精度を競うもので、これまでとは異なり、ある種の競技会の様相を呈している。応募開始は2017年3月となっている。