「社会的責任」を果たす意識を

 太陽光発電設備が普及し、エネルギー供給のインフラ設備としての地位を獲得してきている。それに伴い、社会的な責任も問われはじめている。その一つが適切な保守運営をすることで、エネルギー供給設備としての信頼性を高めること。そして、災害を起こさず、地域社会に受け入れてもらうことである。

 そのためには、安易な気持ちで太陽光発電事業を開始せず、きちんとした社会的責任を全うする意識を忘れないことが重要である。本稿で挙げられているような適切なガイドラインを参照するとともに、 O&Mのベストプラクティスを学習して、優れた O&Mを実施して太陽光発電自体の社会的価値を高めて欲しい。