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ゲーム産業、イノベーションのルーツを探る

 ほぼ40年前の話である。登場する技術キーワードや企業の名前だけを見れば、今やほとんど伝説の時代の話に感じるかもしれない。

 だが、任天堂が1983年に世に送りだした家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」によるイノベーションには時代を超えた普遍性がある。ハードウエアとソフトウエアの両輪で回す現在のゲームビジネスの原型をつくり上げた技術者たち。家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、スマホゲーム、AR/VRと連なるゲーム産業のアイデアは既にこの時代に存在した。

 産業の礎を築き上げる一連の流れの中で技術者がどんな思いを抱き、どんな狙いで多くの技術候補の中から最適解を選択していったか。周辺の企業とどのように協力したか。何より発想の原点はどこにあったのか。物語の中からそれらを抽出することは、新しい市場を立ち上げ、新たなイノベーションを創出する大きな気づきにつながる。現代にあっても色あせることのない優れたケーススタディーだ。

初代ファミコンの人気はいまだに根強い。筐体を約60%の大きさに縮小し、1983〜1993の人気ゲームを収録して2016年11月に発売した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(写真)は品薄状態に。(写真:任天堂の報道発表資料から)

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