睡眠に関しては、日常の入眠支援から関連疾患の治療まで、アプリやデバイスを使ったさまざまなソリューションが登場し始めている(関連記事:「とりあえず睡眠薬」はもう終わり)。「眠育」についても同様に、デジタルヘルス業界にとって新たなソリューションを投入する対象となりつつある。
こうした中、西日本電信電話(NTT西日本)は、ウエアラブルデバイスを活用した眠育プロジェクト「Peels」を2017年7月に始動した。睡眠に関する知識を教えた上で、ウエアラブルデバイスを使って睡眠を計測し、睡眠習慣の改善を促すプロジェクトである。
実は、このプロジェクトの対象は「中学生」なのだという。なぜNTT西日本は、中学生に焦点を当てたのだろうか――。