トヨタ自動車が2017年3月に発売したレクサスブランドの最上級クーペ「レクサスLC」。このレクサスLCを生産する元町工場が公開された。ここでは2回にわたり、タクトタイム19.1分で1日に48台を生産するレクサスLC専用ラインの取り組みを紹介する。
連載
レクサスLC工場探訪記
目次
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「レクサスLC」の工程はタブレットで管理
元町工場の専用ラインで1日に48台生産
2017年3月に発売された「レクサスLC」の生産ラインでは、ハイブリッド車の「LC500h」とガソリンエンジン車の「LC500」の2車種が流れている。今回見学したのは、組立工程と検査工程であるが、その前にプレス、ボディー、塗装といったラインがある(図1)。
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白に統一された工場で、徹底した品質を造る「レクサスLC」
2017年1月に刷新された元町工場の専用ライン
トヨタ自動車のレクサスブランドは2017年3月16日、モデルラインアップの中で最高峰に位置付けるクーペモデルの「LC500」とハイブリッド車の「LC500h」を日本国内で発売した。発売1カ月後の4月16日時点で、1800台を受注する順調な滑り出しを切った。