ソニーが “体感型玩具”と銘打つ「toio(トイオ)」。2018年1月30日発送の先行予約販売セットを入手したという新里祐教氏に製品レビューをしてもらうことになった。新里氏は連載「新里祐教のIoT開発キットで遊ぼう!」の執筆者で、GMOインターネット 特命担当技術分析官として勤務するネット系技術者だが、ハードウエアにも詳しくメイカー活動も活発に行っている。

 前回前々回と発売された2タイトルを遊び尽くしてきた。今回は技術的な観点を交えつつ、いよいよ自分なりの遊び方を探っていく。

 「toio collection(トイオ コレクション)」、「工作生物 ゲズンロイド」(以下、ゲズンロイド)の2タイトルを遊ぶことで、トイオの心臓部で一種の小型「ロボット」と言える「toio コア キューブ」(以下、キューブ)の動きを把握できた。toioの真髄は、用意されている説明書や工作シート以外にも、自分で面白い遊びを創造して遊べる「トイ・プラットフォーム」性にある。

 この特徴を体感するため、今回は自分なりにいろいろな遊びを模索してみよう。下準備として、手軽に使える「材料」を入手すべく、とりあえず100均(100円均一ショップ)へ行って適当に買ってきた。

とりあえず100均で材料集め   
とりあえず100均で材料集め   
まずは100均で使えそうな材料をゲット。光り物はもちろん外せない
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