(前回)
VR用HMD「Vive」の分解が進み、ようやくメーン基板を拝めた。では、どのような半導体部品が搭載されているか、少し調べてみますか。
まずは表側から。表側で最も大きな半導体チップは、その刻印から米Lattice Semiconductor社のFPGA「iCE40-CB132」のようだ(関連記事)。その周囲には、オランダNXP Semiconductors社の32ビットマイコン「LPC11U35F」や、米Texas Instruments(TI)社のリニアレギュレーター「LP38798-ADJ」があった(関連記事)。
この他、ノルウェーNordic Semiconductor社の2.4GHzのRF SoCが2個実装されていた。Viveの専用コントローラーと接続する用途に向けたものとみられる。コントローラーは2個あるので、2チップ実装しているようだ。