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HOMEものづくり技術を強みとした新規事業開発の教科書 > 新規事業開発への意識がバラついていないか?

技術を強みとした新規事業開発の教科書

新規事業開発への意識がバラついていないか?

活動を組織的に盛り上げ、実践・提案・参画する風土を醸成せよ![最終回]

  • 渡辺智宏=PwCコンサルティング
  • 2017/03/16 05:00
  • 1/4ページ

 1年間にわたる連載も今回が最終回となりました。今回は、製造業各社の新規事業開発へ向けた取り組みの実態をあらためて振り返り、今後の課題について総括し、最後を締めくくりたいと思います。

必要性の認識はあるものの、なかなか進まない新規事業開発強化への取り組み

 製造業各社の新規事業開発の取り組みに関する実態は、第1回「新規事業開発を場当たり的に進めていないか? 基本はすぐ学べる、早急に実践に注力せよ!」でも触れましたが、ここで改めて確認しておきます。日経テクノロジーオンラインの記事「新規事業開発は希望者に任せるのが一番」のデータから、以下のような状況が読み取れます。

・製造業各社において7割弱の企業が、現事業に代わる柱の確立や、企業規模拡大に向けた事業領域の追加を行うために、新規事業開発が必要であると認識している

・新規事業開発で活用を重視している自社資源は、技術力であるという企業が7割近くにのぼる

・新規事業開発がうまくいっていると自己認識している企業は3割弱にとどまる

・新規事業開発がうまくいかないのは、「マーケティング・販売力が弱い」ことと、「新規事業開発の進め方や方法が不適切」であることの2つが、主な要因であると認識している

・一方、新規事業開発の失敗要因を克服するために、新規事業開発に関する特別な取り組み、リーダー育成に関する特別な取り組みなどを行っているかというと、半数以上の企業が特に行っていない

 技術を活用した新規事業開発は必要だが、あまりうまくいっておらず、うまくいかない主な要因までつかんではいるものの、その対策はあまり講じられていない、という実態のようです。

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