米Apple社が昨秋発売した無線イヤホン「AirPods」。左右独立型でBluetoothでスマホと通信して利用できる新しいタイプのイヤホンだ。AirPodsの登場をきっかけに、世界的に注目を集め始めたテックワードがある「ヒアラブル(Hearable)」。「聴こえる」という意味の英語だが、ここでは「Hear」と「Wareable」を掛け合わせてウエアラブルコンピューティング機器の一種であるという意味が込められている。

 この特集では、これら新しいタイプの無線イヤホン各種製品を訪ね歩き、新世代のウエアラブル機器として位置付けられつつある「ヒアラブル」の現状を探る。