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ヒアラブル~無線イヤホン新時代

AirPods先取りGear IconX、2016年から左右独立ヒアラブル

Samsung Gear IconX(前編)

  • 宇野 麻由子
  • 2017/08/09 05:00
  • 1/4ページ

 「韓国Samsungが2017年8月23日、新型スマートフォン(スマホ)「Galaxy Note 8」と一緒に、AirPodsのような無線イヤホンを発表する」――そんな噂がネット上で飛び交っている。韓国のエレクトロニクス関連メディアなどが7月下旬に報じて世界中に広まっているようだ。

 実は韓国Samsung Electronics社は米Apple社の「AirPods」に先駆ける2016年6月、完全左右独立型の無線イヤホン「Gear IconX」を発売している。VR機器やスマートウォッチなど、多様なデジタルガジェットをラインナップするSamsungの、ウエアラブル機器のブランド「Cordfree fitness earbuds」の1機種として登場した。日本国内では単独製品としては販売せず、2016年7月にオリンピック限定モデルのスマホ「Galaxy S7 edge Olympic Edition」の同梱品として出荷したのみだ。

 昨今の無線イヤホン市場の活況をみると、ヒアラブルを先駆けたSamsungが無線イヤホンの新モデルを発表するのはごく自然な流れで全く不思議ではない。

Samsung Electronics社の「Gear IconX」。
(写真:Samsung Electronics社)
[画像のクリックで拡大表示]

コロンとした三角形で小ぶりな印象

 では「Gear IconX」とはどんな製品だったのか。国内では単体発売されていないため、目にした読者はあまり多くないはず。新製品の発表前に、今回、サムスン電子ジャパンからデモ機(黒)を借りたので、具体的に説明していきたい。

 同社がフィットネス系のウエアラブル機器を多く手掛けてきた流れからか、Gear IconXもフィットネス用途を意識し、心拍センサーなどを備える。特徴的なのが4GバイトものNANDフラッシュメモリーを搭載し、左右独立式イヤホン型の音楽プレーヤーとして使えること。搭載するフラッシュメモリーのうち、3.5Gバイト弱を音楽向けに利用でき、約1000曲を収録できるという。

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