デンマークGN Audio社が手掛ける、スポーツ特化型の左右独立型無線イヤホン「Jabra Elite Sports」。どちらかと言えば、競技スポーツに取り組むようなニッチなスポーツ層を主要ターゲットとしている。そのため、外観は大きいながらも、耳への密着・安定感が高い。今回は、実際に同製品を使ってみる。

 先に取り上げた米Apple社の「Air Pods」と異なり、Jabra Elite Sportsではペアリングなど事前作業の容易さなどについて特に何も語っていない。そこで、同製品については少し詳しくペアリングや設定の様子を紹介していく。

 同製品は単独での使用はできず、スマホとの連携が必須だ。今回は、連携させるスマホとして手持ちのAndroid端末「Xperia Z3 SOL26」(ソニーモバイルコミュニケーションズ、OSはAndroid 5.0.2)を利用した。あらかじめ、トレーニング用アプリ「Jabra Sport」と、それに付随して要求されたアプリ「JabraService」をダウンロードしておいた。

Jabra Elite Sportsは、ケースのフタを開けると電源が入る。右が親機、左が 子機になっており、その順にLEDが点灯する。
Jabra Elite Sportsは、ケースのフタを開けると電源が入る。右が親機、左が 子機になっており、その順にLEDが点灯する。
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「Jabra Sport」を起動すると、セットアップ画面が始まった。翻訳だからなのか、セットアップに時間がかかることを断るような、多少違和感のあるセリフのメッセージが登場する。
「Jabra Sport」を起動すると、セットアップ画面が始まった。翻訳だからなのか、セットアップに時間がかかることを断るような、多少違和感のあるセリフのメッセージが登場する。
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ペアリングの前に、身長体重生年月日などの生体情報の入力を要求してくる。トレーニング用途では、やはり生体情報が大切ということなのだろうか。
ペアリングの前に、身長体重生年月日などの生体情報の入力を要求してくる。トレーニング用途では、やはり生体情報が大切ということなのだろうか。
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アプリの中でペアリング方法を説明しつつ、ペアリングが開始する。
アプリの中でペアリング方法を説明しつつ、ペアリングが開始する。
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そしてペアリング完了。特に難しさ、煩雑さは感じられなかったが、「ペアリングする」という行動はいる。
そしてペアリング完了。特に難しさ、煩雑さは感じられなかったが、「ペアリングする」という行動はいる。
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装着を指導する画面。筆者にとっては初めてのタイプなので、案外装着が難しい。
装着を指導する画面。筆者にとっては初めてのタイプなので、案外装着が難しい。
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操作方法案内の画面。本体にはそれぞれ2個、合計4個のボタンを備えている。基本は右側の親機で操作。左側は音量操作。
操作方法案内の画面。本体にはそれぞれ2個、合計4個のボタンを備えている。基本は右側の親機で操作。左側は音量操作。
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