2017年3月19日に幕を閉じた「ジュネーブモーターショー2017」(スイス・ジュネーブ、一般公開日:2017年3月9〜19日)。例年、スポーツカーと小型車が目立つモーターショーだが、今回は幅広いテーマの話題があった。現地取材で得た情報と写真をもとに、自動車の最新トレンドを解説する。
なお、ニュース記事はこちらを参照していただきたい。
2017年3月19日に幕を閉じた「ジュネーブモーターショー2017」(スイス・ジュネーブ、一般公開日:2017年3月9〜19日)。例年、スポーツカーと小型車が目立つモーターショーだが、今回は幅広いテーマの話題があった。現地取材で得た情報と写真をもとに、自動車の最新トレンドを解説する。
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デザインは浮世離れしているが、実現したい世界観は地に足が付いている——。モーターショーに華を添えるコンセプト車。奇抜な外観デザインに目を奪われがちだが、しっかり覗き込むと自動車メーカーの将来戦略が見えてくる。
トヨタ、富士重工の日本勢も積極推進へ
ブランドも見た目も違うが、実は中身は同じ——。そんなクルマが増えている。これは、自動車メーカーが「モジュールアーキテクチャー」と呼ばれる開発手法を導入しているからだ。車両開発と生産にかかるコストと時間を大幅に削減することが目的。「ジュネーブモーターショー2017」の会場には、多くの車両が“成果物”と…
燃費だけではつまらない——。エンジンにモーターや電池を組み合わせるハイブリッド車(HEV)。燃費低減やCO2削減に向けた技術だが、欧州の自動車メーカーを中心に付加価値の提供手段としての期待が高まってきた。モーターの使いこなしが、新たな競争軸になりそうだ。