本記事は、2017年3月15日公開の「いよいよ任天堂Switch本体を開腹、放熱に機械式ファン」に写真を追加、解説を追記して再公開したものです。また、日経エレクトロニクス4月号の特集「触覚フィードバック革命」の「第3部:『Nintendo Switch』分解、随所に見える任天堂らしさ、汎用品の多用と熱/雑音対策」で解析結果をさらに詳しく解説しています(有料記事)

 さて、いよいよ今回からSwitch本体の分解に取り掛かる。事前の情報によると、CPUとGPUには、米NVIDIA社の「Tegra」をカスタマイズしたものを採用しているという。ディスプレーは6.2型で静電容量方式のタッチパネルを採用している。

 センサーは、おなじみの加速度とジャイロセンサーの他に、照度センサーを搭載している。本体に保存できるデータの容量は32GB、ただしmicroSDカード用のスロットを備え、そちらにデータを保存することができる。

 本体の左右のレールにJoy-Conを取り付けた「携帯モード」や、テレビなどのモニターがない場所で、複数人で遊べる「テーブルモード」、Switchドックを経由して別のモニターに画面を出力する「TVモード」など、様々な使い方ができる本体になっている。

本体裏面。テレビCMなどでおなじみになったSwitchのロゴマークが大きく書かれている。(撮影:加藤 康)
本体裏面。テレビCMなどでおなじみになったSwitchのロゴマークが大きく書かれている。(撮影:加藤 康)
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本体表面。ゲームの内容によっては複数人で遊ぶには6.2型は少し小さいが、「1-2-Switch(ワンツースイッチ)」のようなパーティーゲームであれば、問題はない。
本体表面。ゲームの内容によっては複数人で遊ぶには6.2型は少し小さいが、「1-2-Switch(ワンツースイッチ)」のようなパーティーゲームであれば、問題はない。
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