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豊田章男社長が語るトヨタへの思い

「モリゾウ」が豊田章男の素の部分をプロデュース

豊田章男氏特別対談:日本科学技術連盟 第103回品質管理シンポジウムより(4)

  • 中山 力
  • 2017/03/09 05:00
  • 1/3ページ
第103回品質管理シンポジウム」(日本科学技術連盟主催、2016年12月1~3日)において、トヨタ自動車社長の豊田章男氏と「日経プラス10」メインキャスターの小谷真生子氏の対談が特別企画として実施された。「自動車の明るいミライへの挑戦」と題した対談は、BSジャパンで「トヨタの人づくり 豊田章男の闘い」として放映された番組の一部を会場で流しながら進められた。第4回は、会場の聴講者からの質問に豊田章男社長が答えた。

小谷氏 トヨタという大きな会社が新しいことへチャレンジすることの大切さと、一生懸命人を育て、その人たちを信頼して決断をすることが、社長としての覚悟、というお話だったのではないかなと思いました。

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 時間が限られておりますけれども、会場からご質問を受けたいと思います。

章男社長の考える「豊かさ」とは?

聴講者1 企業が作り出す豊かさというものを本日のお話を聞いて考えさせられました。抽象的な質問となってしまうんですが、章男社長が考える豊かさの定義というものがございましたら、教えていただきたいです。

豊田氏 豊かさの定義、つまり何をもって豊かというかなんですが、理屈ではなく、やはり気持ちのような気がします。例えば、数値的にどれだけ利益を上げたかだけではなく、その利益をどういうふうに使っていくかが大切なのではないでしょうか。自分でなく、ほかの方々や地域社会といったところにどれだけ貢献できたのか。工場が進出して25年経ったとき、最初は工場しかなかったのに、病院ができた、スーパーができた、乗り合いタクシーができた、そして現地の人々が自立して生活できるようになれば、それが豊かさに通じることになると思います。

 それから、我々が作っている商品はやはり車です。この会場には工業製品を作っておられる方が多々おられると思いますので、失礼をわかった上で申し上げますと、車は移動手段だとはいえ、「愛」がつく工業製品なんです。「愛車」と言っていただける工業製品である車の役割は何だろうかとよく考えます。

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