連載
マツダ、材料にもモデルベース開発
マツダは2016年12月に横浜研究所で最新の材料開発技術について発表した。同社が考える、材料にMBD(Model Based Development:モデルベース開発)を適用する手法の詳細をお届けする。
目次
-
マツダ、近距離レーダーの電波を遮蔽できるブラケット
マツダはリアバンパー内側左右に設置した近距離レーダーにおいて発生する電波を遮蔽する機能を備えた取り付け用ブラケット材料を開発した。
-
マツダ、「CX-5」から適用した超薄肉の軽量バンパー
マツダは2012年の「CX-5」から採用している超薄肉のポリプロピレン(PP)製軽量バンパーの材料技術を公表した。従来型に対して20%の軽量化と肉厚を2.5mmから2.0mmへ減少させることができた。
-
マツダ、原子・分子レベルのモデル化で樹脂部品軽量化
マツダは2016年12月中旬、同社の横浜R&Dセンターで、材料技術開発に関する説明会を開催し、「開発対象をモデル化して、効率的に最適化する開発手法」であるモデルベース開発(MBD)を適用していることを明らかにした。