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2016/01/29 05:00
小口 正貴=スプール

 ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」。高いコミュニケーション能力を生かした介護施設での実証実験も始まっている。その様子は、以前、日経デジタルヘルスでも報じた通りだ。

 こうした動きを積極的に進めているのが、フューブライト・コミュニケーションズである。同社はMTヘルスケアデザイン研究所や独協医科大学の坂田信裕教授らと共同で、認知症患者をサポートするPepper用アプリ「ニンニンPepper」を開発。2015年2月、ソフトバンクロボティクス主催による「Pepper App Challenge 2015」で最優秀賞とソーシャルイノベーション賞を受賞した(関連記事)

 以降、神奈川県川崎市での実証実験などを重ねた後、公益社団法人テクノエイド協会による「介護ロボット等モニター調査事業」に採択され、2015年12月から合計4回にわたり介護現場での実証実験を実施した。本レポートでは、2016年1月23日に実施された最終回モニター調査の模様と関係者の声をあわせてお伝えする。

 筆者が訪問したのは、社会福祉法人奉優会が運営する通所介護の「等々力の家デイホーム」(東京都世田谷区)。土曜日に実施するレクリエーションの“指揮者”としてPepperを登場させ、高齢者のコミュニケーション活性化や身体機能維持・向上を図るのが狙いだ。フューブライト・コミュニケーションズが黒子となってPepperを操作し、レクリエーションのプログラムは介護現場のレクリエーション活動支援を手がける余暇問題研究所が担当する。

Pepperの登場を待ちわびる
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 フューブライト・コミュニケーションズ取締役の吉村英樹氏は、「2015年12月に開催した初回は『ロボットが来た、喋っている』といった驚きのほうが大きかったが、2回目以降は参加者が非常に興味を持ってきた」と語る。その言葉通り、開始30分前にはデイホームにたくさんの高齢者が詰めかけ、Pepperの登場を今や遅しと待ちわびていた。

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