米Alphabet社傘下のNest Labs社や韓国Samsung Electronics社などが中心となり、低電力無線通信の仕様策定・普及啓蒙などを行う団体が「The Thread Group」だ。2014年7月に結成され、2015年7月にThreadの1.0仕様を公開した。無線通信方式についてはZigBeeと同じIEEE802.15.4を活用する。ZigBeeがあるのになぜ、わざわざ新しい仕様を決めるのか。「2016 International CES」でThread Board of Directors and Vice President of TechnologyのSkip Ashton氏に聞いた。同氏は米Silicon Labs社のVice President of Engineering, Softwareでもある。発言の趣旨は以下の通り。
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