スウェーデンVolvo社の主力SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「XC60」が全面改良して登場した。「ジュネーブモーターショー」の会場で車両を初めて披露した(図1〜5)。同社における年間販売台数の約30%を占めるXC60。2017年4月中旬から、スウェーデン・Torslanda工場で生産を開始する。
新プラットフォーム「SPA(Scalable Product Architecture)」を用いることで、上級SUV「XC90」と多くの部品を共有できるようにした。パワートレーンは、2種類のガソリンエンジン「T5」「T6」、2種類のディーゼルエンジン「D4」「D5」、そしてプラグイン・ハイブリッド・システム「T8」を用意する。こうした構成はXC90と同じ。