フランスPeugeot社のSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「3008」が、2017年の「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した(図1)。Peugeot社が同賞を獲得するのは、2014年の小型車「308」以来、3年ぶり。2017年3月6日、「ジュネーブモーターショー」の開幕を目前に控えるスイス・ジュネーブの会場で結果が発表された(図2)。

図1 Peugeot社のSUV「3008」
図1 Peugeot社のSUV「3008」
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図2 「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」の発表会の様子
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 同賞は1964年に創設され、過去1年間に欧州で発売された新車の中から最も優れた1台を選出するもの。選考委員は、欧州22カ国から選ばれた58人の自動車ジャーナリストが務める。1人あたり25点の持ち点を5車種以上に分配し、合計点の一番高いものを欧州カー・オブ・ザ・イヤーとした。

 今回の欧州カー・オブ・ザ・イヤーの最終候補に残っていたのは、以下の7台。カッコ内は得票点数である。

 1位:フランスPeugeot社「3008」(319)
 2位:イタリアAlfa Romeo社「Giulia」(296)
 3位:ドイツDaimler社「Mercedes-Benz Eクラス」(197)
 4位:スウェーデンVolvo社「S90/V90」(172)
 5位:フランスCitroen社「C3」(166)
 6位:トヨタ自動車「C-HR」(165)
 7位:日産自動車「Micra(日本名:マーチ)」(135)