トヨタ自動車は2018年1月15日(米国時間)、レクサスブランドの上級クロスオーバーSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)のコンセプト車を、「デトロイトモーターショー2018(NAIAS2018:一般公開は2018年1月20~28日)」で公開した(図1)。

図1 コンセプト車「Lexus LF-1 Limitless」
図1 コンセプト車「Lexus LF-1 Limitless」
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 同コンセプト車「Lexus LF-1 Limitless」はレクサスブランドの将来の旗艦SUVという役割に加えて、トヨタグループにおける電動化と自動運転化を先導する車両になる。電動化では2025年までに同コンセプト車を、ハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)に対応させる。

 トヨタは世界で販売する全ての車両を2025年ごろまでに、これらの電動専用車あるいは電動グレード設定車にする計画を打ち出している(関連記事:トヨタ、2025年ごろまでにエンジンだけの車種をゼロに)。今回のコンセプト車はその先導役になる(図2)。

図2 コンセプト車のサイドビュー
図2 コンセプト車のサイドビュー
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