トヨタ自動車は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで2017年11月29日から開催の「2017 Los Angeles Auto Show」(LAショー、一般公開は同年12月1~10日)に、小型のコンセプトSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「FT-AC」を出展した(図1)。本格的にアウトドアを楽しむユーザーに向けたもので、同社の日米のチームが共同で取り組んだ。

図1 小型コンセプトSUV「FT-AC」
図1 小型コンセプトSUV「FT-AC」
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 特徴的なのは、同社のSUVの伝統を踏襲したデザインを取り入れながら、アウトドア向けに多彩な装備を搭載している点である。例えば、フォグランプは取り外し可能なものとし、懐中電灯やマウンテンバイク用のライトとしても活用できる(図2)。サイドミラーに取り外し可能な小型の赤外線カメラを装着している点も特徴で、走行の様子を動画に記録可能(図3)。しかも、その動画を車載Wi-Fiでクラウドに自動でアップロードすることも視野入れる。

図2 取り外し可能なフォグランプ
図2 取り外し可能なフォグランプ
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図3 サイドミラーに装着した取り外し可能な小型の赤外線カメラ
図3 サイドミラーに装着した取り外し可能な小型の赤外線カメラ
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