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SPS IPC Drives 2017

制御とITを統一環境で開発、Phoenix Contact社の次世代PLC

「PLCnext Technology」をいよいよ市場投入

  • 高野 敦
  • 2017/12/01 07:00
  • 1/2ページ
PLCnext Technologyに対応したPLC「AXC F 2152」
PLCnext Technologyに対応したPLC「AXC F 2152」(出所:Phoenix Contact社)
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 ドイツPhoenix Contact社は2017年11月28日、同社が「次世代オープンコントロールプラットフォーム」と位置付ける「PLCnext Technology」の関連製品を発売した。まずは同技術に対応したPLCと総合開発環境を提供し、その後は周辺機器や拡張機能などを順次加えていく。

 今回リリースしたのは、PLC「AXC F 2152」と総合開発環境「PC Worx Engineer 7」である。後者は無料でダウンロードできる。さらに、AXC F 2152ベースのスターターキットも近日中に提供を始めるという。

Phoenix Contact社のRoland Bent氏
Phoenix Contact社のRoland Bent氏

 「6カ月に及ぶ『アーリーアダプターフェーズ』を経て、ついに市場に投入する時が来た」。産業用コントロールシステムの展示会「SPS IPC Drives 2017」(2017年11月28~30日、ドイツ・ニュルンベルク)において、同社CTO(最高技術責任者)のRoland Bent氏はPLCnext Technologyの製品化を高らかに宣言した。同氏は2016年の同展示会で「1年後にリリースする」と語っており(関連記事)、その"公約”を守ったことになる。

 PLCnext Technologyは、組み込みLinuxによるリアルタイムOSをベースとしており、さまざまな言語で作成されたプログラムを一様に扱える。具体的には、IEC 61131-3で定義された5種類のPLCプログラミング言語(ラダーダイアグラムやファンクションブロックなど)、C/C++、Python、MATLAB/Simulinkのブロック線図などだ。PLCnext Technologyでは、異なる言語で作成された複数のプログラムが“共存”できる。すなわち、1つのタスクを処理するためのプログラムを作成する際、ある部分はラダーダイアグラムで記述し、別の部分はCで記述するというようなことが可能である。

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多様な言語による開発を可能にした。(出所:Phoenix Contact社)

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