2017年11月28~30日にドイツ・ニュルンベルクで開催される、産業用コントロールシステムの展示会「SPS IPC Drives 2017」をレポートする。
SPS IPC Drives 2017
2017年11月28~30日にドイツ・ニュルンベルクで開催
目次
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モジュールの組み合わせで複雑な搬送システムを構築、B&R社が披露
オーストリアBernecker + Rainer Industrie-Elektronik(B&R)社は、モジュール型搬送システム「ACOPOStrak」を、産業用コントロールシステムの展示会「SPS IPC Drives 2017」(2017年11月28~30日、ドイツ・ニュルンベルク)で展示した…
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制御とITを統一環境で開発、Phoenix Contact社の次世代PLC
「PLCnext Technology」をいよいよ市場投入
ドイツPhoenix Contact社は2017年11月28日、同社が「次世代オープンコントロールプラットフォーム」と位置付ける「PLCnext Technology」の関連製品を発売した。まずは同技術に対応したPLCと総合開発環境を提供し、その後は周辺機器や拡張機能などを順次加えていく。
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パナソニックのサーボドライブ事業、欧州で攻勢へ
安全性の高い新製品を投入、EtherCAT対応も
パナソニックは、産業用コントロールシステムの展示会「SPS IPC Drives 2017」(2017年11月28~30日、ドイツ・ニュルンベルク)において、同社のサーボドライブ製品を中心に展示していた。中国をはじめとするアジア市場では一定の地位を確保しており、今後は欧州での事業拡大を図る。
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CC-Link協会が「OPC UA」向けコンパニオン仕様書を公開
装置情報やデータのやり取りを標準化
CC-Link協会(CLPA)は2017年11月28日、「OPC UA」向けのコンパニオン仕様書となる「装置用CSP+(CSP+ for Machine)」を公開した。OPC UAはドイツが推進するIndustrie 4.0(インダストリー4.0)の標準的な通信プロトコルと位置付けられており、これに…
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TSNにEtherCAT機器を接続できるカプラー、ベッコフが開発
ドイツBeckhoff Automation社は、EtherCAT機器をTSN(Time-Sensitive Networking)環境に接続するためのカプラー「EK1000」を開発し、産業用コントロールシステムの展示会「SPS IPC Drives 2017」(2017年11月28~30日、ドイツ…
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無線通信センサーでモーターを監視・分析、Siemens社がコンセプト披露
ドイツSiemens社は、稼働状況をクラウドサーバー上で監視・分析できるモーター製品のコンセプト「Simotics IQ」を、産業用コントロールシステムの展示会「SPS IPC Drives 2017」(2017年11月28~30日、ドイツ・ニュルンベルク)で発表した。無線通信機能を持つセンサーユニ…