ブースに展示されたオムロンコネクト対応血圧計
ブースに展示されたオムロンコネクト対応血圧計
[画像のクリックで拡大表示]
 他社の健康・医療関連のアプリと連携できる健康管理アプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」を2016年10月に発表したばかりのオムロン ヘルスケア(関連記事)。同社は「デジタルヘルスDAYS 2016」(2016年10月19~21日、主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)に出展。同年11月1日のオムロンコネクトの提供開始に合わせて発売する対応血圧計6機種を披露した。

 対応血圧計は上腕式と手首式があり、家電量販店での購入が可能。今後、体重計や体組成計など対応機種を増やしていくという。

オムロン ヘルスケアの竹下朋宏氏
オムロン ヘルスケアの竹下朋宏氏
[画像のクリックで拡大表示]
 オープンシアターにはオムロン ヘルスケア グローバル事業企画本部 コネクテッドデバイス事業推進部 国内事業推進グループリーダーでマネージャーの竹下朋宏氏が登壇し、オムロンコネクトの概要を紹介した。測定したデータは、「オムロンコネクトのアプリ画面を上から下にプルダウンさせるだけで、連動するすべての機器から取り込める」(竹下氏)。取り込んだデータはオムロンコネクト上でグラフ表示され、経時変化を見ることができる。

オムロンコネクト画面イメージ(写真提供:オムロン ヘルスケア)
オムロンコネクト画面イメージ(写真提供:オムロン ヘルスケア)
[画像のクリックで拡大表示]
 オムロンコネクトの画面では測定項目がパネル表示されており、一定期間測定していない項目はパネルの色が徐々に薄くなる。「継続した健康管理のために、一目で測定頻度がわかるようにした」(竹下氏)。

 2016年11月から米Apple社の「ヘルスケア」やウェルビーの「Welbyマイカルテ」など6種の健康管理アプリと連携を開始する。竹下氏は、今後も「連携する健康・医療関連のアプリを増やしていきたい」と呼びかけた。