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がんや肥満と相関がある「腸内細菌」で健康度を検査

2016/10/25 10:30
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
テクノスルガ・ラボ 代表取締役社長の望月淳氏
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 「腸内細菌を検査することで健康度を測る」――。そんな取り組みを行うのが、テクノスルガ・ラボ。同社 代表取締役社長の望月淳氏は「デジタルヘルスDAYS 2016」(2016年10月19~21日、主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)のオープンシアタ―に登壇した。

 人のおなかの中には約100兆個の菌が存在する。この腸内細菌と人は、腸内の代謝物を介して相互に影響し合う。これまでの研究で、「腸内細菌は大腸がんや肥満などの疾患および脳と関連性があることがわかっている」(望月氏)。同社は弘前大学の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」に参加し、腸内細菌の解析を使用した健康度検査システムの開発を行う。

 弘前COIを通じて、これまで毎年約1000人を対象に腸内細菌叢解析と口腔内細菌叢解析を実施し、加齢に伴うビフィズス菌の減少など各菌群の傾向を検証している。同社は腸内環境の健康度を表す「腸年齢」という指標を定め、検証で得られたデータから実年齢と腸年齢の相関を調べた。

 すると、女性よりも男性の方が、実年齢の増加に伴う腸年齢の増加の程度が大きいことが分かったという。「女性の腸年齢は実年齢よりも若い。これが女性の寿命が長い理由の1つではないかと考えている」(望月氏)。今後は弘前以外の地域でもデータを収集し、さらに検証を重ねていく考えだ。

日経デジタルヘルス Special

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