工場従業員を見守る
工場従業員を見守る
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 コアは、これまで主に介護施設向けに提供してきた見守りソリューションを今後、企業従業員の健康管理や環境管理などの用途に展開していく。「デジタルヘルスDAYS 2016」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)では「工場で働く人向け 見守りソリューション」を紹介した。

 コアがかねて提供してきたソリューションは、各種センサーで取得した情報をBluetoothなどの無線通信を経由し、同社が運営するクラウドサーバー「ReviveTally」に集約するもの。従来は、高齢者見守りなどの用途に提供してきた。

 最近は従業員の健康管理や事故防止の取り組みを強化する企業が増えていることから、同ソリューションを一般企業向けに展開する。例えば、工場の従業員に対し、危険場所への侵入を検知したり、体温/脈拍などのバイタルデータを可視化したり、温度/湿度などの作業環境を監視したりするような使い方を想定する。ここに向けて、クラウドサーバーに加えて「生活行動センサ」「ゲートウェイ」「ヘルスケア見守りアプリケーション」などの周辺ソリューションを提供していく。