ゼノプランジャパンは、「デジタルヘルスDAYS 2018」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)で企業向け遺伝子分析サービスを紹介した。顧客企業の商品やサービスに合わせて、遺伝子分析の内容をカスタマイズするのが特徴。サプリメントの企業であれば、ダイエット関連の遺伝子を分析して最適な商品のレコメンドにつなげる。

全自動分析システムを活用する
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 米国に本社を置き、韓国を中心に事業を展開する米Genoplan社の日本法人として2015年に設立された。唾液から遺伝子を分析して、腹部肥満や筋力、身長など168種類の検査を実施してきた。同社PRマネージャーの牧山学氏は「日本には韓国以上に大きな市場がある」とした。

 海外の事例では、保険会社に疾病可能性遺伝子分析、化粧品会社にスキンケア遺伝子分析などを提供している。「遺伝子分析の結果を元にリコメンドした商品の購買意欲は非常に高くなる」(牧山氏)という。遺伝子分析の内容をカスタマイズするだけでなく、検査キットのデザインも各社ごとに変えられる。