「日本の遠隔医療の新たな発展を目指して-日本のすばらしい技術を見直そう-」をテーマに開催される第19回 日本遠隔医療学会学術大会の様子をレポートする。
第19回 日本遠隔医療学会学術大会(JTTA 2015 SENDAI)
2015年10月9~10日に仙台で開催
目次
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遠隔医療は患者にも知られていない
日本遠隔医療学会 常務理事の長谷川高志氏(群馬大学医学部附属病院 研究員)は「第19回 日本遠隔医療学会学術大会(JTTA 2015)」(2015年10月9~10日、主催:日本遠隔医療学会)の一般演題に登壇。「遠隔医療推進策の動向」と題して講演した。
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エムスリー×ブイキューブで「遠隔医療の基盤を作る」
「最強の組み合わせだと思っている」(エムキューブ 代表取締役の新井浩二氏)――。医療情報専門サイトm3.comで知られるエムスリーと、ウェブ/テレビ会議向けクラウドサービス大手のブイキューブ。両社が、医療分野に特化したビジュアルコミュニケーションサービスを手掛ける合弁会社として2014年4月に立ち…
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遠隔医療にも3Dプリンター!
医療分野の学会でも話題になる機会が増えた、3Dプリンター。遠隔医療の領域ではどのような可能性を秘めているのか――。
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リコー、医療・介護現場をウエアラブルで遠隔支援
リコーは、医療・介護現場の支援などに向けるウエアラブル端末を開発。「第19回 日本遠隔医療学会学術大会(JTTA 2015)」(2015年10月9~10日、主催:日本遠隔医療学会)に参考出展した。今後、製品化に向けてフィールドでの検証を進める。
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深夜の呼び出し、その時iPadが医師を救った
医師の実質的な業務負担を増やしている「オンコール(on call)」。夜間や休日に、患者の急変や救急搬送による出勤要請に応えられるよう、自宅などで待機状態でいることだ。ところが、連絡を受けて病院に駆けつけても「緊急処置が必要なケースは30%ほど」(利根中央病院 外科部長の郡隆之氏)。緊急処置は必要…
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心電波形をどこでもiPhoneでチェック
イメージ ワン(東京都)は、胸部に貼るだけで心電波形を計測でき、遠隔地からリアルタイムでモニタリングできるウエアラブル心電計「デュランタ(duranta)」を「第19回 日本遠隔医療学会学術大会(JTTA 2015)」(主催:日本遠隔医療学会)に出展した。BluetoothでiOS端末(iPhon…
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粒子線治療の「バーチャル外来」始まる
低侵襲で効果の高いがん治療法として期待を集める、粒子線治療。治療施設の建設が相次いではいるものの、まだ同施設を持たない都道府県は多い。遠方に住むがん患者やその家族にとっては、高額な治療費ともあいまって依然、しきいが高い治療だ。
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「遠隔医療の潮目は変わった」、参議院議員の秋野氏
「『骨太の方針』に遠隔医療の推進が明記されたことの意義は大きい」――。
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「厚労省通達」で注目集まる中、遠隔医療学会が開幕
「第19回 日本遠隔医療学会学術大会(JTTA 2015)」(主催:日本遠隔医療学会)が2015年10月9日、仙台市戦災復興記念館(宮城県仙台市)で開幕した。大会テーマは「日本の遠隔医療の新たな発展を目指して ―日本のすばらしい技術を見直そう―」。遠隔診療のより広い解釈をうながす通達を厚生労働省が…