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東京モーターショー2015

逃げも隠れもしないVW部門トップ

世界のメディアから集中砲火も、最後まで真摯に対応

  • 山崎 良兵
  • 2015/10/29 17:02
  • 1/2ページ
世界各国の報道陣に取り囲まれるVW乗用車部門のトップのHerbert Diess氏
[画像のクリックで拡大表示]

 まるで集中砲火だ。
 
 「ディーゼル車の排出ガスの不正問題をどう考えているのか」「日本の消費者に対してどのようなメッセージを発するのか」「ブランドに与えるダメージは」・・・。

 2015年10月28日、ドイツVolkswagen社(以下、VW社)が東京モーターショーで開いた記者発表会。イベント後のぶらさがり取材に応じたVW乗用車部門のトップでCEO(最高経営責任者)であるHerbert Diess氏に対して、多数の記者が殺到。厳しい質問が次々に浴びせかけられた。

 日本、ドイツ、米国、インドなど世界各国のメディアから投げかけられる質問に、Diess氏は、一つひとつの質問に丁寧に答えていった。「消費者の信頼を裏切ったことに対しては、会社を代表して心からお詫びします」「信頼の回復に向けて全力を尽くしていく」「ディーゼル車の日本投入は予定より遅れるが、なくなると思わない」「プラグインハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(EV)には力を入れるが、ディーゼル車も続ける」・・・。

 1時間近くも立ちっぱなしだったが、Diess氏は会見を途中で終わらせようとするそぶりは見せなかった。広報担当者が差し入れたペットボトルの水を飲みながらも、すべての記者が質問を終えるまで、対応し続けた。

 そもそもDiess氏は、ドイツBMW社の研究開発担当の幹部で、2014年にVW社に転じて、VW乗用車部門のトップに就任したばかりだ。「私は当時いなかったので分かりません」といった対応になっても不思議はないが、いい加減な対応は決してしなかった。

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