中央が古いNC装置、その右が加工時間予測アプリケーション、左が対話プログラミングアプリケーション
中央が古いNC装置、その右が加工時間予測アプリケーション、左が対話プログラミングアプリケーション
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 ファナックは、同社の工場向けIoTプラットフォーム「FIELD system」によって既設のNC装置をIoT化するソリューションを「JIMTOF2016」(2016年11月17~22日、東京ビッグサイト)で展示した。FIELD system上で動作するアプリケーションと連携することで、古いNC装置でも最新の機能を使えるという。

 FIELD systemは、工場で稼働しているロボットや工作機械、FA機器、センサーなどをつなげて生産を最適化するためのIoTプラットフォーム。FIELD systemにはさまざまなアプリケーションを随時追加できるので、NC装置自体はそのままでも、機能を進化させることが可能になる。

 今回ファナックが展示したソリューションは、「加工時間予測」と「対話プログラミング」の2つである。いずれもFIELD system上で動作するアプリケーションになる。