ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボットまでを一堂に集めた国際展示会「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」の様子をレポートする。
■前回（2016年）の「第43回 国際福祉機器展 H.C.R.2016」の特設サイトはこちら
連載
第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017
2017年9月27～29日、東京ビッグサイトで開催
目次
-
最適なおむつプランをAIが提示、排泄ケアの負担を軽減
ワイズマンが「おむつ最適化支援AI」
漏れの不安、不快な装着感、夜間交換や回数の負担――。おむつを用いた排泄ケアにまつわるこうした負担を軽減するサービス「おむつ最適化支援AI」を、ワイズマンが2017年11月下旬に販売を開始する。過去の介護記録データとおむつの使用記録を、AIを活用して分析し、利用者一人ひとりに合った最適なおむつの組み合…
-
5側面から認知機能を可視化、認知症の早期発見へ
トータルブレインケアの「脳活バランサー」
医療機器ベンチャーのトータルブレインケア（兵庫県神戸市）は、認知機能を空間認識力や注意力などの機能ごとに多角的に検査・評価するクラウド型サービス「脳活バランサー Cloud」を、「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」（2017年9月27～29日、東京ビッグサイト）に出展した。個人ごとに認…
-
IoT連携で介護サービス向上目指す、カナミック
総務省「IoTサービス創出支援事業」の実証事業が進む
カナミックネットワークは、医療・介護向けのセンサーデータの効果的な活用により、介護のサービス向上と業務効率を高める実証事業について、「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」（2017年9月27～29日、東京ビッグサイト）で紹介した。バイタル測定器や睡眠・見守り支援システムなどのセンサーデー…
-
医療介護施設と利用者家族をつなげる「MeLL＋family」
ワイズマンが「MeLL＋シリーズ」に新機能
ワイズマンは、医療・介護連携サービス「MeLL＋シリーズ」に、医療機関・介護事業所と利用者家族とのコミュニケーション機能を追加した「MeLL＋family」を「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」（2017年9月27～29日、東京ビッグサイト）で初披露した。
