デジタルヘルスDAYS 2015

「私の診療情報」を未来の医療のために

　「カルテは基本的には患者のもの。だから、患者に返す」――。そんな発想のもと、患者が自らの診療情報の一部をパソコンやスマートフォンで保管・閲覧できるシステム「エースビジョン（AceVision）」の提供を2015年6月に始めた、メディカル・データ・ビジョン。同社が思い描くのは、患者が自らの診療情報に…

ショッピング×ヘルスケア、イオンの取り組みとは…

流通大手のイオンは、同社のショッピングセンターを使った健康増進に資する取り組みについて、「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）のオープンシアターで紹介した。同社ドラッグ・ファーマシー事業のCEO補佐 医療・ウェルネス担当理事である佐藤京子氏が登壇し、「イオ…

「2025年、不都合な未来」への処方箋は2つ

兵庫県立大学大学院の竹村氏が主催者企画で講演

　医師を情報の洪水に沈め、本来の仕事に割く時間を奪い、医療基盤そのものを崩壊させてしまう――。ありとあらゆる情報が医師に押し寄せる2025年、そんな不幸を避けるにはどのような備えが必要なのか。

PHR活用ビジネス、なかなかブレークしないわけは…

　「PHR（personal health record）活用ビジネスはまだまだ黎明期にある」（プラクテックス 取締役の小原由記子氏）――。スマートフォンやウエアラブル端末の登場は、バイタルデータやライフログといったPHRを容易に収集できる環境を生み出した。だが、集めたデータを活用したビジネスとして…

薬局におけるICT活用事例をアピール、日本調剤

　調剤薬局大手の日本調剤 常務取締役の三津原庸介氏は、「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）のオープンシアターで「薬局におけるICTの利活用」と題して講演。同社の電子お薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」や在宅医療システム「JPケアコム」などをアピールした。

メタボ判定の健康スコアリング、ハウステンボスで活躍中

　ヘルスグリッド取締役の森 薫氏は2015年10月2日、「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）のオープンシアターにおいて、同社が手掛ける「健康スコアリング」の実用例と今後の展開を解説した。

院内PHSの置き換えを！ スマホをトランシーバー代わりに

　シアンス・アールは、スマートフォンをトランシーバーのように使えるようにするクラウド型IP無線通信ソフトウエア「Aldio」を「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）に出展した。トランシーバーなどのように免許や専用設備を必要とせず、携帯電話と比べて災害時にも…

スマホのFeliCaでバイタルデータを簡単登録、キーウェア

キーウェアソリューションズはスマートフォン（スマホ）を使って体重、血圧、血糖値、体温、活動量（歩数）などのバイタルデータを登録・管理するサービス「LifeRoute」を「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）に出展している。

東芝が機能てんこ盛りBLEチップ、ヘルスケアに向ける

　東芝は、ヘルスケアセンシングなどに向けるBluetooth Low Energy（Bluetooth Smart）対応ICを「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）の展示ブースで披露した。NFCタグと不揮発性メモリーを混載した点が特徴で、エンジニアリングサ…

オムロン、BLEやNFCでつながる健康機器をずらり

　オムロン ヘルスケアは、Bluetooth Low EnergyやNFC（near field communication）、無線LANによるデータ転送機能を備えた健康機器群を「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）で紹介した。個人や法人向けの健康管理サー…

ASUSに鴻海も、ヘルスケアになだれ込む台湾IT業界

　「半導体・エレクトロニクス分野の有力企業が本格的に動き始めた。日本よりも早く（ICTを活用した）ヘルスケアサービスが展開される可能性がある」――。「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）のオープンシアターに登壇した奈良県立医科大学 産学官連携推進センター …

スケールアウトNASを医療分野にアピール、EMCジャパン

EMCジャパンはスケールアウトNAS「EMC Isilon」の実機を「デジタルヘルスDAYS 2015」に出展している。スケールアウトNASとはコントローラー、ディスク、ネットワークインターフェースなどを一体化したモジュールを1ノードとするNAS（Network Attached Storage）の…

デバイスからクラウドまでヘルスケアIoTの導入を支援、ルネサス

ルネサス エレクトロニクスはヘルスケア分野のIoT導入を支援するプラットフォームを「デジタルヘルスDAYS 2015」に出展している。ルネサスのBluetooth Low Energy通信モジュールに、ユビキタス社のIoTデバイスを管理するWeb APIを備えたクラウドサービス「dalchymia」…

ヘルスケア機器の相互運用性を認証で確保、開発企業も紹介

ヘルスケア機器とIT機器のシームレスな相互接続を保証する「コンティニュア（Continua）認証」の認証ラボとして活動するアリオンの冨田 和宏氏は2015年9月30日、東京ビッグサイトで開催中の「デジタルヘルスDAYS」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）のオープンシアターで、コンティニュ…

唾液を使って歯の健康度を診断、ライオン

ライオン 事業開発部部長の和田啓二氏は2015年9月30日、東京ビッグサイトで開催中のデジタルヘルスDAYSのオープンシアターに登壇、「ヘルスケア事業を通じた社会への貢献～生活者の意識改革と口腔ケアによる健康の実」と題して、オーラルケアや機能性食品といったライオンのヘルスケアビジネスへの取り組みを解…

IoT/M2Mクラウドを活用した高齢者の見守りソリューション

コア チーフSEの村瀬 範洋氏は2015年9月30日、東京ビッグサイトで開催中のデジタルヘルスDAYSのオープンシアターに登壇し、「スマートデバイスで実現する『ヘルスケア＋見守り』」と題して、同社の「ヘルスケア（見守り）ソリューション」とその導入事例を紹介した。

BLE搭載で消費者との距離縮める、エー・アンド・デイ

エー・アンド・デイは、Bluetooth Low Energy（Bluetooth Smart）によるデータ通信機能を備えた血圧計や体重計、体温計を「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）に出展した。米国で先行販売し、2015年8月に日本で発売したもの。

密閉型イヤホンで音楽を聴きながら脈波を検出

サルーステック代表取締役の小川 博司氏は2015年9月30日、東京ビッグサイトで開催中のデジタルヘルスDAYSのオープンシアターにおいて、同社が取り組んでいる市販のイヤホンやヘッドホンを使って耳から生体信号を検出する技術を解説した。

シャープ、通信規格を意識しない健康アプリ開発を可能に

　シャープは、さまざまなベンダーの健康機器で計測したデータを、通信規格を意識せずにスマートフォンアプリなどに取り込めるようにした通信ライブラリ（ミドルウエア）を「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）に出展した。従来型BluetoothやBluetooth …

天気予報で病気予報、「家の中にも前線アリ」

　天候と相関の強い病気の発症を、天気予報から事前に察知する――。「デジタルヘルスDAYS 2015」（主催：日経BP社、協力：日経デジタルヘルス）のオープンシアターに登壇したライフビジネスウェザー 気象予報士/防災士/健康気象アドバイザーの藤田友香氏は、気象情報に基づくヘルスケアについて「天気予報で…