ポータルサイトから参照したLifeRouteの登録データ
ポータルサイトから参照したLifeRouteの登録データ
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 キーウェアソリューションズはスマートフォン(スマホ)を使って体重、血圧、血糖値、体温、活動量(歩数)などのバイタルデータを登録・管理するサービス「LifeRoute」を「デジタルヘルスDAYS 2015」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)に出展している。

 バイタルデータはスマホのアプリから手動入力できるほか、FeliCa(NFC)に対応した計測機器とAndroidスマホであれば、タッチするだけで自動的にデータ登録することができる。2015年7月の時点で、テルモの歩行強度計、血糖値計、血圧計、体組成計、エー・アンド・デイの活動量計、体組成計、血圧計、山佐時計計器の万歩計、エステラの活動量計などが同サービスで利用できることを確認しているという。iPhoneの場合、ソニーのFeliCa対応非接触ICカードリーダー「PaSoRi」を使えば、これらの機器からデータ登録できる。

 スマホで取得したバイタルデータはバックエンドの管理サーバーに保存され、ユーザーはLifeRouteのポータルサイトから過去のデータを確認できる。さらに、健康保険組合などの組織単位で導入して、産業医や保健師などが登録データに基づいて利用者を指導するための管理者向けツールも開発中であり、近々提供する予定だという。

 利用料金は、スマホアプリ単体が無料、ポータルサイトからデータを参照する場合は月額250円(税抜き)となる。ポータルサイトのデータ保持期間は2年間となる。