医学に工学、経営やデザイン…。これら多分野の学生が、新たな医療の実現に向けて医療現場の課題解決に取り組む。そんな医療系アプリ開発コンテスト「AppliCare」は、2013年に始まった。これまでに、人工肛門や人工膀胱を造設した人(オストメイト)のための生活支援アプリ「オストメイトなび」や、薬の飲み忘れを防止するアプリ「flixy」などが、このコンテストから生まれてきた。

 単に学生だけの内輪の取り組みではなく、医療業界や産業界などからの注目も高まっているAppliCare。第3回となる「AppliCare2015」のキックオフから決勝コンテストに至るまで奮闘の様子は、日経デジタルヘルスのコラムでもお伝えしてきた通りである。

 AppliCare2015の決勝コンテスト(2015年8月23日にヤフー本社で開催)では、果たしてどんなチーム(アイデア)が入賞したのか――。

AppliCare2015 決勝コンテストの様子
AppliCare2015 決勝コンテストの様子
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 2015年9月30日~10月2日に東京ビッグサイトで開催する「デジタルヘルスDAYS 2015」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)では、優勝・準優勝・オーディエンス賞の3チームが、次のセッションでプレゼンテーションを繰り広げる予定だ。

■10/1(木)11:30~12:15 主催者企画(オープンシアター)
AppliCare2015 ~学生が起こす医療イノベーション~