2017年10月3日(火) ~10月6日(金)に千葉県の幕張メッセで開催される、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2017」をレポートします。
2017年10月3日(火)~6日(金)、幕張メッセにて開催
2017年10月3日(火) ~10月6日(金)に千葉県の幕張メッセで開催される、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2017」をレポートします。
「食の将来に対する不安を解決したいと考えたのがきっかけだ」(ブースの説明員)。三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)のブースでは、SMFGグループを挙げて取り組む、農業にIoTを活用する事例を紹介していた。センサーを用いた水田の管理や、農業ロボットの開発プロジェクトに関するパネルなどを展示。いず…
来場者は前年比5%増の15万2066人
「サイバーフィジカルシステム(CPS)とIoTの展示会」と銘打ち、従来と大きく展示内容が変化した「CEATEC JAPAN 2017」。2017年10月6日に最終日を迎え、盛況のうちに幕を閉じた。家電見本市としての役割を脱皮して盛り上がりを見せた新生CEATECの会場に、彩りを添えたのがコンパニオン…
産業技術総合研究所は、研究用双腕ロボット「Nextage Open」がタオルをたたむ動作をデモした。取り扱いの難しい柔らかい布を、置き場所や色が変わってもきちんと認識して扱えるのが特徴である。
マゼランシステムズジャパン(MSJ)は、QZSS対応の多周波GNSS受信機ボードを「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で出展した。複数の衛星システムの同時利用による高精度測位に加え、準天頂衛星「みちびき」が発信するセンチメーター級測位補強信号(L6信号)の受…
カレンダーアプリ「Jorte(ジョルテ)」の機能を拡張
「お、ここのブースは盛況だな、行ってみよう」「効率を考えて、混雑していないブースから回ろう」——。参加者が目を凝らすのは紙の地図ではなくスマートフォン(スマホ)の画面。「CEATEC JAPAN 2017」(幕張メッセ、2017年10月3~6日)では、スマホを片手に“戦略的”にブースを回る来場者が目…
アルプス電気がGNSS機能搭載の通信モジュールを展示
アルプス電気は「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で、自動車向けの無線通信モジュールを出展した。LTEとGNSS測位機能を組み合わせた緊急通報用のモジュールや、他のクルマや交通インフラと連携してITS(Intelligent Transport System…
住宅設備などを手掛けるLIXILが「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)に初めて出展。ホームネットワークシステム「スマートエクステリア」を展示した。ホームユニットやスマートフォンを介して、IoT化した家電や住宅設備を制御できるというもの。
TDKは、車載用途に向け耐振性を高めたコンデンサーのうち、新たな端子構造を採用した開発品2種について、CPS/IoT総合展「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で模型を展示した。
ランプに「貼るだけ」で機械の稼働状況を可視化、ジェイテクトが展示
工作機械の稼働状態をLEDランプで示す積層信号灯の点灯状態をまとめて可視化するシステム「JTEKT-SignalHop」を、ジェイテクトが「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で展示した。生産現場で普及する信号灯に直接光センサーを貼り付けて、点灯状態から機械の…
セラミックスナノファイバー利用、約16W/mKでも柔軟性高く
日産化学工業は、平面1方向のみに熱を伝えることができる「異方性高熱伝導 電気絶縁 放熱シート」を参考出展した。熱伝導度は約16W/mK、体積抵抗率は1014Ω・cm以上。セラミックスナノファイバーの一種である、アルミナファイバーをフィラーとすることで実現した。用途としてスマートフォンなどの携帯機器…
2018年春に発売見込み
家庭用の蓄電池や電気自動車(EV)用の急速充電器などを手掛けるニチコンは、太陽光パネルと蓄電池、EVの車載電池の三つを組み合わせて使うエネルギー・マネジメント・システムを「CEATEC JAPAN 2017」(幕張メッセ、2017年10月3~6日)で公開した。名称は「トライブリッド蓄電システム」。2…
メディアテックジャパンは、CEATEC JAPAN 2017(10月3日~10月6日)にブースを構えて、台湾MediaTek社が開発したNB-IoT(NarrowBand-IoT)対応の無線通信SoC「MT2625」をベースにするリファレンスモジュールなどを展示した。このモジュールは16mm×18m…
SMKは、IoT向けの中距離無線通信方式「IP500」に対応する無線通信モジュール「CNX200」シリーズの開発品を、「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で展示した。IP500はドイツのCoreNetiX社などが開発した方式で、サブGHz帯と2.4GHzの…
アルプス電気は、9軸センサーを内蔵し、スマートフォンで投球を分析できる野球用硬式ボール「Technical Pitch」を「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)において展示した。同製品の販売とアプリケーションの開発はアクロディアが手掛け、センサーモジュールの開…
音声認識は中国百度の技術で実現
中国Baidu(百度)社が買収した東大発ベンチャーのpopInは、Android OSを搭載し、AI(人工知能)スピーカー、プロジェクター、音声認識用マイクを備える寝室向けのIoTシーリングライト「popIn Aladdin(ポップイン アラジン)」を開発し、試作機を「CEATEC JAPAN 2…
メイクアップアーティストがタブレット端末にペンを滑らせると、女性の頬が紅で染まった――。パナソニックは、メイクをデジタル化する「メイクアップデザインツール」を「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で参考出展した。開発したソフトウエアにタブレット端末とタッチペ…
美術館や展示会場、救急車への適用を見据える
「同じ赤色のリンゴには見えないでしょう」——。小糸製作所の技術者は開発したLED照明の性能に自信を見せた。独自開発した樹脂製の蛍光体を紫色のLEDチップに重ねることで、眩しさを抑えながら赤の発色を高められる。同社は開発品を「CEATEC JAPAN 2017」(幕張メッセ、2017年10月3~6日)…
村田製作所は、工場向けの無線センサーノードとゲートウエーを「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で展示した。現在開発中のもので、2018年中の製品化を目指している。展示していたセンサーノードの種類は、「振動センサー」「ガスセンサー」「電流センサー」「エア流量計…
クリエイティブスタジオのワン・トゥー・テン・ホールディングス(1→10)が、障害者スポーツの「ボッチャ」にテクノロジーを組み合わせてエンタメ化した「CYBER BOCCIA(サイバー ボッチャ)」を、「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)に出展している。
スタンレー電気は波長265nmの光を発する深紫外LEDで光出力50mWの高出力品と、同LEDを使った水殺菌用リアクターの開発品を「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で展示した。深紫外LEDは2017年12月からサンプル対応を開始し、2018年に量産を開始す…