大手移動通信向けインフラベンダーのフィンランドNokia社がドローンの管制システム「UAV Traffic Management(UTM)」の事業化に今、力を入れている。UTMとは、飛行禁止区域での未許可機の飛行を禁止したり、飛行体の衝突の危険性を動的に管理したりするというもの。同社が考えるTUMでは、例えば、空港や政府関連施設、軍事施設の周辺の飛行を制限するほか、災害現場に救助の妨げになる個人や民間企業の機体が近づけないようにしたり、あるいは自律型の飛行体に管制システムが衝突の起きない安全な経路を提示したりすることを目指している。
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