日本マイクロソフト(本社東京)は、開発中のMR(Mixed Reality)コントローラーを国内で初めて披露した。ゲーム開発者向け会議「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2017(CEDEC2017)」(2017年8月30日〜9月1日、パシフィコ横浜)で展示した。価格や発売時期などについては「まだ詳細を説明できない。製品名も分からない」(日本マイクロソフトの説明員)とする。

コントローラーの正面。上部に2つの方向キーがあり、その間にメニューボタンがある。
コントローラーの正面。上部に2つの方向キーがあり、その間にメニューボタンがある。
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コントローラーの側面。グリップの人差し指と中指の部分にも各々ボタンがある。
コントローラーの側面。グリップの人差し指と中指の部分にも各々ボタンがある。
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日本マイクロソフトが初展示したMRコントローラー

 今回のMRコントローラーはマーカーが印字されたリング部分を上にし、グリップを握り両手に1つずつ持って使う。ヘッドマウントディスプレー(HMD)を被った利用者がMRコントローラーを操作することで、バーチャル空間内の物を動かしたり、部屋を移動したりできる。上部にスティック式とタッチパッド式の方向キー、メニューボタンがあり、グリップ部分にコントローラー本体を起動するためのウィンドウズボタンがあった。グリップの人差し指と中指の部分にも各々ボタンを置く。

2つのMRコントローラー
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2つのMRコントローラー