新サービスを紹介
新サービスを紹介
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 シェアメディカルは、2017年4月に提供を開始した医療従事者用チャットサービス「メディライン」を「国際モダンホスピタルショウ2017」(2017年7月12~14日、東京ビッグサイト)に出展し、通話音声による投稿などの新サービスを紹介した。

 新しいサービス「メディライン Talk」では、所定の番号に電話を掛けて話した内容がAI(人工知能)によって認識されテキスト化されて、メディラインに投稿できる。スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンや固定電話からも利用可能である。メディラインを使う関係者全員にスマートフォンを配布することが難しいといった声や、訪問診療などの際にスマートフォンやパソコンを操作するのはわずらわしいといった声に応えて開発した。

 新サービスとしてこのほか、医療用に特化したセルフシンクライアント環境を提供しセキュリティーを担保する「メディライン OS」や、コクヨのデジタルノート「CamiApp S」と連携し、手書きのカルテや介護サマリーをデジタルデータ化してメディラインへ投稿できる「メディライン Cami」も紹介した。メディラインはこれまでに病院や薬局、介護施設など約60施設に導入され、利用医療者数は1000人を超えたという。