スマートフォンを携えゲートを通過するだけで受付が完了
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診察室案内などをスマートフォンに
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診察室呼び込みや会計案内も
診察室呼び込みや会計案内も
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 島津エス・ディーは、病院向け外来システム「MERSYS(メルシス)」シリーズの次世代版として、外来受付から診察室案内、診察室呼び込み、会計までをスマートフォンで完結できる「Smart MERSYS」を「国際モダンホスピタルショウ2017」(2017年7月12~14日、東京ビッグサイト)に参考出展した。実用可能なシステムを1~2年以内に開発することを目指す。

 MERSYSは、外来受付や案内表示、会計に対応するシステム。Smart MERSYSではこれらの機能をスマートフォン経由で提供し、来院した患者の利便性を高めることを狙う。専用のアプリも用意する。

 例えば外来受付では、スマートフォンのビーコン機能を利用した自動チェックインが可能だ。患者はスマートフォンを携えてゲートを通過するだけで受付が完了し、その通知がスマートフォンに表示される。

 その後は「~前でお待ちください」と診察室を案内し、診察時間になると「~へお入りください」と診察室へ呼び込む。診察後は会計準備が整い次第、「会計の準備ができました。自動支払機でご精算できます」といった案内を表示する。展示ブースには、スマートフォンでも支払いができる精算機も参考出展した。