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富士フイルム、院内感染を“銀塩技術”で防ぐ

2017/07/14 09:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス
「Hydro Ag+アルコールスプレー」と「Hydro Ag+アルコールクロス」
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除菌性能が長時間続く
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 富士フイルムは、除菌効果が長く続き、院内感染などのリスクを低減できる環境清拭(せいしき)材を「国際モダンホスピタルショウ2017」(2017年7月12~14日、東京ビッグサイト)に出展した。銀塩写真用フィルムなどで培ったノウハウを生かした。スプレータイプとクロスタイプがあり、それぞれ「Hydro Ag+アルコールスプレー」と「Hydro Ag+アルコールクロス」の製品名で2017年2月から販売している。

 この清拭材は、銀イオンを徐々に放出する機能を持った微粒子(銀系抗菌剤)と、室温で硬化する超親水ポリマーをアルコール溶液中に分散させたもの。拭いた対象物をアルコール除菌できるとともに、対象物表面に銀系抗菌剤を含む超親水コーティング層を形成する。アルコールが蒸発した後も持続的に菌やウイルスの繁殖を抑制できるため、医療現場や介護施設のドアノブやベッドを拭く用途などに使うことで、院内感染を防ぎやすくなる。

 通常のアルコール除菌は短時間で効果がなくなるのに対し、この清拭材は数日~1カ月にわたり除菌効果が持続するという。銀系抗菌剤を含む超親水コーティング層を形成させる技術の開発には、銀塩写真用フィルムなどで培ったノウハウを生かした。

日経デジタルヘルス Special

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