2016年10月にドイツ・デュッセルドルフで開催予定の「K2016」(第20回国際プラスチック・ゴム専門見本市、2016年10月19~26日)の主な展示や実演の内容が明らかになった。主催のドイツMesse Düsseldorf社が恒例の事前説明会(Kプレビュー)を2016年6月26~30日に開催(図1)。世界32カ国から70人のメディア、専門家を招待、イベントのテーマ展示や、有力企業がK2016で出展する内容について説明した(図2)。筆者もその1人として招待された。

 K2016のメインテーマは「Time for Decisions」。経済情勢や政情の不透明さが増す中、製造業やイノベーションが進むべき方向性を示すショーとなりそうだ。59カ国からの3038社が面積17万3286m2の会場へ最新技術を出展する。ドイツ、フランス、オランダ、イタリアなどEU主要国からの出展が多く、米国、カナダからの出展も目を離せない。中国からの出展は278社となり、前回の340社から18%減。EU離脱を決めた英国からは前回の100社から15%減の85社が出展。日本は28社で前回と同じである。

図1 会場のMesse Düsseldorf(写真:Messe Düsseldorf社)  
図1 会場のMesse Düsseldorf
(写真:Messe Düsseldorf社)                 
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図2 「Kプレビュー」には世界32カ国から70名が参加(写真:Messe Düsseldorf社)
図2 「Kプレビュー」には世界32カ国から70人が参加
(写真:Messe Düsseldorf社)
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