同社がデモに使ったのは、デンマークRealfiction社が製造する「Dreamoc(ドリモック)」という3Dホログラム表示装置だ。出展者であるケー・シー・シー・商会は、Dreamocの販売代理店を務める。
Dreamocには大きさや機能によって数種類のバリエーションがあり、今回デモに使用したのは四角錐の箱のような形状。四つある側面のうち3面はガラス製のハーフミラーになっている。
装置の上部に下向きで搭載する液晶ディスプレーに映した映像を、ハーフミラーが一部を透過させて、一部を反射させる。四角錐の内部に映像を浮かんでいるように見せられる(図2)。
「どの面から見ても違和感無く浮かんでいるように見せるには、ガラスの角度設定が重要だ」(ケー・シー・シー・商会の説明員)という。