「医療情報における解体新書 -医療ICTの変革における医療情報の役割-」をテーマに開催される第21回 日本医療情報学会春季学術大会をレポートする。
第21回 日本医療情報学会春季学術大会
2017年6月1~3日に福井市で開催
目次
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高齢者の運動機能を「生体センサー+機械学習」で評価
パナソニックが福井大学病院と臨床実験
ウエアラブル生体センサーと機械学習を活用し、高齢者の日常行動(歩行動作)から定量的に運動機能を評価する。福井大学医学部附属病院とパナソニック ビジネスイノベーションAIソリューションセンターが、そんな臨床実験を実施した。同社 AIソリューションセンター主任技士の佐藤佳州氏が、「第21回 日本医療情報…
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「改正個人情報保護法」、医療現場にもたらす影響は…
2017年5月30日に全面施行となった「改正個人情報保護法」。同法は、医療現場にどのような影響をもたらすのか――。
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HPKIカードとスマホで高度な本人認証を実現
イードクトル、位置認証も利用した多要素認証基盤
医療情報システムや部門業務支援システムの開発・販売を行うイードクトル(本社:大阪市)は、HPKI(保健医療福祉分野の公開鍵基盤)カード、スマートフォン、および位置情報を利用した多要素認証ソリューション「Tikoban」を、「第21回 日本医療情報学会春季学術大会」(2017年6月1~3日、福井市フェ…
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内閣官房が語る、「次世代医療基盤法」の狙い
国民の医療情報を匿名加工して、大学や製薬企業の研究開発などでの活用を可能にする仕組みを定めた「次世代医療基盤法」が、2017年4月28日に国会で可決・成立した。医療情報をビッグデータ化して分析することにより、新たな医療行政や創薬、医療機器開発などの研究に生かすことが狙いである。1年後の施行を目指して…
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厚労省が“医療情報システムガイドライン”の大幅改定を解説
介護事業者も含め「BYOD」は原則禁止に
厚生労働省は、2017年5月30日の改正個人情報保護法の施行に合わせて「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5版」を正式に公表した。同ガイドラインは、電子カルテをはじめ電子化された医療情報をパブリッククラウドなどに外部保存する際に遵守する必要があるガイドライン、いわゆる「3省4ガイドラ…
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学会参加者全員にRFIDを配布、そのワケは…
第21回 日本医療情報学会春季学術大会では、シンポジウム参加者全員にRFID(電子タグ)をプリントしたシールが配布された。果たしてその意図とは――。
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医療情報、IoT・ビッグデータ時代への転換期に
福井市で開幕、大会長の山下氏が講演
第21回 日本医療情報学会春季学術大会(シンポジウム)が2017年6月1日、福井市のフェニックス・プラザで開幕した。今大会のテーマは、「医療情報における解体新書 -医療ICTの変革における医療情報の役割-」である。
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「恐竜」だけじゃない、“使える技術”発見の場に
大会長の山下芳範氏に見どころを聞く
「第21回 日本医療情報学会春季学術大会 シンポジウム2017 in 福井」が2017年6月1~3日に福井市のフェニックス・プラザで開催される。今回の大会テーマは、「医療情報における解体新書 -医療ICTの変革における医療情報の役割-」。大会長である福井大学医学部附属病院医療情報部 准教授の山下芳範…