「ITヘルスケアのこれから ~在宅、災害対策からAIまで~」をテーマに開催される第11回ITヘルスケア学会学術大会をレポートする。
■昨年の学会の様子はこちら
2017年5月27~28日、名古屋医療センター附属名古屋看護助産学校で開催
「ITヘルスケアのこれから ~在宅、災害対策からAIまで~」をテーマに開催される第11回ITヘルスケア学会学術大会をレポートする。
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傷病者や帰宅困難者の拠り所になるマンション
大地震などの災害時、傷病者の応急処置や帰宅困難者の一時滞在の拠点へ早変わりする――。大和ハウスグループは今、そんな機能を備えた賃貸マンションの展開に力を入れている。その名も「ER(Emergency Response)ビル」。国内で2物件が竣工済みで、2018年には海外展開も始まるという。
大阪市立大学など、ヘルスリテラシー醸成への一案
スマートフォンやバイタルセンサーが身近にあり、毎日のヘルスケアをいつでも実践できる環境があるのに、実行に移す人が少ないのはなぜか――。
医療者の働き方にも“シェアリングエコノミー”を
ユニファイド・サービス 代表取締役会長兼CEOの宇陀栄次氏は、「第11回 ITヘルスケア学会学術大会」(2017年5月27~28日、名古屋市)のランチョンセミナーで講演し、2016年に立ち上げた医療ITベンチャー、フォー・ユー・ライフケア(4U Lifecare)の取り組みを紹介した。
奈良先端大、介護施設向けに開発
センサーとAI(機械学習)を活用し、通所介護(デイサービス)施設におけるケア記録を自動生成する。奈良先端科学技術大学院大学 准教授の荒川豊氏のグループは、そんなシステムの開発を進めている。「第11回 ITヘルスケア学会学術大会」(2017年5月27~28日、名古屋市)のシンポジウム「医療分野における…
中部大学、hitoeに環境発電を適用
中部大学は、環境発電(エナジーハーベスティング)を用いることで、電池なしで連続動作するウエアラブルバイタルセンサーを提案し、「第11回 ITヘルスケア学会学術大会」(2017年5月27~28日、名古屋市)のポスターセッションで発表した。着るだけで心電や心拍を測れる機能繊維素材として、東レとNTT、N…
携帯型センサーで実証
富士通研究所は、携帯型呼気センサーを使ってストレス性疲労を測定する技術について、「第11回 ITヘルスケア学会学術大会」(2017年5月27~28日、名古屋市)で発表した。呼気中のアンモニア濃度が、唾液中のストレスマーカーの濃度と高い相関を持つことを示した。国立病院機構 東京医療センターとの共同研…
「第11回 ITヘルスケア学会学術大会」(2017年5月27~28日、名古屋市)のトピックの1つは、学会テーマにも掲げられた人工知能(AI)の医療応用だ。会期初日のパネルディスカッション「災害とIT」では、今回の大会長を務める佐藤智太郎氏(名古屋医療センター 医療情報管理部長)が登壇。災害時医療へ…
北海道大学発ベンチャーのミルウス 代表取締役社長の南重信氏は、「第11回 ITヘルスケア学会学術大会」(2017年5月27~28日、名古屋市)のシンポジウム「地域包括ケアにおける薬局の役割 ―身体計測、IoTをめぐって―」に登壇。同社が開発を進めている健康情報管理プラットフォーム「miParu(ミパ…
「第11回 ITヘルスケア学会学術大会」が2017年5月27日、国立病院機構 名古屋医療センター附属名古屋看護助産学校(愛知県名古屋市)で開幕した。学会テーマは「ITヘルスケアのこれから ~在宅、災害医療からAIまで~」。高齢化に伴う在宅医療のニーズや巨大地震などの災害に、AI(人工知能)やIoT(…